死因はインターネット

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やりたいけどやっちゃいけないこと

やりたいことがある。

やりたいことがある!

やりたいことが、あ〜〜〜る!!!(アール)(アール)(㌃)(エコーです)

 

人間誰しも内に秘めた欲望というものはあるはずです。めちゃくちゃ怒ってる人の顔にいきなりコップの水をぶちまけたい……とか、飛んでくるリンゴをバットでフルスイングしてみたい……とか、スライム風呂に1000℃に熱した鉄球を入れてみた動画をアップしてYoutubeで一発当てたい……とか。

 

でもまぁそのほとんどは社会という名の呪縛、常識という名の不文律によって抑圧されています。マジでそんな事をやってしまったらやべーやつの烙印を押され一族郎党皆⚫し、余生を精神病棟の白い壁に囲まれて三食カロリーメイトで過ごす羽目になってしまいます。自分はその辺の線引きは“解って”いるので実際にやらないんですが……(ニワトリの絵文字)

 

自分がそんなことを実行するクレイジー野郎ではないという前提の下で、やってみたいお茶目なイタズラの話をさせてください。

 

 

証明写真ボックスってあるじゃないですか、駅とかにある形式ばったプリクラです。あれを見る度に思うんです……シャッターのタイミングで外からめちゃくちゃな音を出して撮影を台無しにしたい……

 

ほとんどのボックスは入るところがカーテン状になっていてかつ下の丈が短いので足元が見えるようになってます。つまり……?音がめちゃくちゃ漏れてくるんですよ……「撮影します、3、2、1……」おいおい良いのかァ?今あご引いて真剣な顔してんの外からバレバレだぜェ……?こちらから撮影のタイミングはばっちり押さえることが出来ます、アドですね。

 

外に音が漏れてる時、外からの音もまたこちらに漏れてくるのだ。ニーチェもこんな事言ってませんでしたか?

 

例えば……火曜サスペンス劇場アイキャッチのSEを例にあげましょう。「ててててっ、ててててっ、てーてーん」です。

撮影してる人はナルキッソスが如く自分の顔を見てるはずです。コンセントレーション、精神集中。まーさか外に誰かいるなんて思いませんし、仮に思ってたとしても干渉してくるなんて思っちゃいませんよ。その油断が隙となるとも知らずに……

外の自分は音源を準備し音量はMAX、ハイエナのように機を伺います。そして聞こえてくる撮影のアナウンス、今です!!撮影タイミングに合わせて爆音で流れる火曜サスペンス劇場、証明写真は台無し、人間は予想していない展開だとつい笑ってしまいますからね。もしくはめちゃくちゃ笑顔な写真が履歴書にペッタンされることになるかもしれない、この場合は負けです。ランクはC、次は頑張りましょう。

 

もちろんアフターケアの策も考えてあります、ボックスから出てきて文句言われたらたまったもんじゃない、その為にイタズラをやってる訳じゃないんだ。

ボックスから相手が出てきたら自分はスマホを耳に当てて電話してる振りをします。さっきのは着信音ですよ?どうかしましたか?あたかもそんな風を装いあくまでも勝手に笑ったお前が悪いんだ的空気を作り出します。なんて完璧な策なんだ。もういっそのこと本当に着信音をそれにしちゃうのもアリですね。

 

 

以上が自分の考えたお茶目なイタズラプランです。めちゃくちゃやってみたい、勇気は無い……オチは特にありません。

 

めでたしめでたし