きららのソムリエごっこはたのしい〜5月号〜
まだ単行本になっていない作品を通しで読むために雑誌のバックナンバーを積み、その山を崩していく……そんな作業がどこか快感で愛おしく思えてくる……どうも、バーチャルポエマーの千歳とせです。
先月書いたふじょユリの紹介がハチャメチャに楽しかったので今月もソムリエごっこをします。それが雑誌派の責務、現代のノブレス・オブリージュです。ソムリエもノブ~もフランス語なんですね、一つ賢くなった。今まで知ってるフランス語はティロ・フィナーレくらいしか無かったって書こうとしたんですけどこっちはイタリア語だった、もう一つ賢くなった。
(↓本題ここから!↓)
彼女がお兄ちゃんになったらしたい10のこと (1) (まんがタイムKRコミックス)
- 作者: アカコッコ
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2018/05/26
- メディア: コミック
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皆さんごきげんよう。ジェネリックきららのソムリエです。さて、今回ご紹介するのは ルームシェア×家族、一見両立し得ない2つの生活スタイルが噛み合わさったドキドキ☆ビジュアルな一家を描いたきららMAXの作品『彼女がお兄ちゃんになったらしたい10のこと』です。
主人公の佐久間七瀬が高校入学をきっかけに始めたルームシェアにはとあるルールが……それは何と入居者皆が「家族」の役割をすること!七瀬は大家兼「妹」の木戸井かりんのお願いで「兄」を演じることになり……ラブラブ&アツアツ夫婦な女子小学生の「母」丹羽つぐみとクールな社会人の「父」涼原マキも合わせて4人による一つ屋根の下の暮らしが幕を開けます。
本作の見所はなんと言ってもちょっと危険な(?)ギャグの数々。家族ルールを知らないクラスメイト、町の人達と家族を演じる入居者達のすれ違いから始まり、天然タラシの素質を秘めた七瀬“様”のアブノーマルな夜(捏造)、そしてブラコン気味なかりんの留まることを知らない熱烈アプローチ……ヘンタイ度増し、百合度増し増しで七瀬のルームシェア生活が繰り広げられていきます。
もちろん、ドタバタだけでは終わりません。お調子者な妹を「演じる」かりん、良い妻、夫であろうと努力するつぐみとマキ、そしてかりん達との生活を通じ「家族」としての「居場所」に気付いていく七瀬……読めばきっとあなたもをコメディを裏打ちする登場キャラクター達の人間味を感じることでしょう。
笑えるようでどこか心温まる彼女達のアブないルームシェア×家族生活、その日常をコミックスで覗いてみてはいかがでしょうか……?
たのしい!!!!!!!